10月26日開かれたプロ野球ドラフト会議でヤクルトから5位指名を受けたのは、新潟アルビレックスBCの内野手・伊藤琉偉選手です。
【アルビBC 伊藤琉偉 選手】
「今、素直に選ばれてホッとしている。テレビで見ていて、すごい選手ばかりで、同級生にも活躍している選手がいるので、負けないように頑張りたい」
群馬県出身の伊藤選手は今年5月にアルビBCに加入。得意の守備に加え、8月・9月の打率は3割9分7厘と、BCリーグの野手部門で月間MVPを獲得するなど、打撃面でも高い評価を得ています。
憧れの選手たちと戦う喜びを語った伊藤選手は27日…
【桶屋美圭アナウンサー】
「指名から一夜明け、伊藤選手がスタッフに声をかけられながら練習場に入ってきました」
チームスタッフなどに迎えられ、長岡市のグラウンドで練習に臨みました。
【アルビBC 伊藤琉偉 選手】
Q.到着した瞬間からたくさんのカメラ
「こんなにカメラがあることがなかったので緊張する」
26日夜には200件近い祝福のメッセージが届いたという伊藤選手。そんな伊藤選手の指名について「自分のとき以上にうれしかった」と話すのは、自身もヤクルトでプロのキャリアをスタートさせた橋上秀樹監督です。
【アルビBC 橋上秀樹 監督】
「厳しい世界に入るわけだが、一日一日競争なので、なんとか勝ち抜いて、長いことバリバリで、みんなに応援されるような選手になってもらいたい」
一方、指名後の伊藤選手の会見については思うことがあるようで…
【アルビBC 橋上秀樹 監督】
「うれしかったが、あの会見で一言『橋上監督に』とか『野間口コーチのおかげで』とかあると、コーチも私も、今までの苦労がちょっと報われるかなという思いがあったが、監督の“か”の字もなければ、野間口の“の”の字もないし…」
この指摘に当の本人は…
【アルビBC 伊藤琉偉 選手】
「もっと、しゃべれるようにします」
【アルビBC 橋上秀樹 監督】
「いっぱいインタビューされるような活躍をしてください。そしたら、しゃべれるようになるから」
慣れないインタビューにはまだ緊張しているようですが、1軍で活躍することでチームに恩返しをしたいと意気込みます。
【アルビBC 伊藤琉偉 選手】
「守備をアピールしていきたいのはずっと変わらないが、バッティングでもアピールして、走・攻・守揃った選手になれるように頑張る」
11月2日には、ヤクルトの球団関係者が伊藤選手のもとに指名の挨拶に訪れる予定です。最終更新日:Fri, 27 Oct 2023 18:34:26 +0900