拉致問題を考える“子ども会議” 解決に向け3市の小学生が意見交換「署名やポスター制作を」【新潟】

2002年に帰国した拉致被害者が暮らす3つの市の小学生が拉致問題について考える「子ども会議」を開催。自分たちも被害者帰国に向け力になりたいと、真剣に意見を交換しました。
2002年に帰国した拉致被害者が暮らす3つの市の小学生が拉致問題について考える「子ども会議」を開催。自分たちも被害者帰国に向け力になりたいと、真剣に意見を交換しました。

2002年に帰国した拉致被害者・曽我ひとみさん、蓮池薫さん、地村保志さんなどが暮らす新潟県佐渡市・柏崎市・福井県小浜市の小学生が10月31日、「子ども会議」としてオンラインで集い、拉致問題の解決に向けた意見交換を行いました。

自分たちができることとして、柏崎市の荒浜小学校の児童は人の集まる場所での署名活動を提案。

佐渡市の真野小学校の児童も署名に加え、ポスター制作で啓発活動をすると発表し、その後、お互いの意見について感想を述べ合いました。

【真野小学校の児童】
「私たちが拉致問題を解決することは難しいのかもしれない。しかし、取り組み方や内容を変えれば、少しでも協力できることが分かった」

【蓮池薫さん】
「解決のために何が出てくるかということまで踏み込んでいてとても感動した」

【曽我ひとみさん】
「きょうは小浜市・柏崎市・佐渡市と3校だけだったが、今後、この輪をもっともっと広めていただきたいと思う」最終更新日:Tue, 31 Oct 2023 19:43:33 +0900