拉致被害者・横田めぐみさん59歳に… 帰りを待つ教師の願い「お母様が元気なうちに解決を」【新潟】

13歳のときに北朝鮮に拉致された横田めぐみさんが10月5日、59歳の誕生日を迎えました。小学生のめぐみさんに音楽を指導した女性も、一日も早い家族との再会を願っています。
13歳のときに北朝鮮に拉致された横田めぐみさんが10月5日、59歳の誕生日を迎えました。小学生のめぐみさんに音楽を指導した女性も、一日も早い家族との再会を願っています。

59歳の誕生日だった5日、めぐみさんが通っていた新潟市の寄居中学校には、同級生や恩師など11人が集まり、7日に行われるチャリティーコンサートを前に合唱練習を行いました。

伴奏を担当していたのは、めぐみさんが小学校6年生のときに音楽の授業を受け持った根津順子さんです。

【根津順子さん】
「とても明るくて、声もきれいなお嬢さんだったので、とても印象に残っている」

7日のコンサートで初めて披露される「ふるさと」。

これは2002年の日朝首脳会談前日に拉致被害者の家族などが歌い、めぐみさんの父・滋さんが涙を流した曲であり、めぐみさんが北朝鮮の招待所で拉致被害者の曽我ひとみさんと声を潜めて歌っていた曲でもあります。

【根津順子さん】
「あの曲は、いつ歌っても郷愁を覚えるいい曲。この歌声が向こう(北朝鮮)に届いたらいい。本当に時間がない。とにかくお母様がお元気なうちに帰してほしい、解決してほしいと思っている」最終更新日:Fri, 06 Oct 2023 19:04:24 +0900