故郷への思い新たに!山古志地域で“二十歳のつどい”「過疎化進んでいるので活発に」【新潟・長岡市】

お盆休みに合わせて、新潟県内では各地で二十歳のつどいが開かれています。長岡市山古志地域では高齢化などが課題となる中、参加者たちがふるさとへの貢献を誓いました。
お盆休みに合わせて、新潟県内では各地で二十歳のつどいが開かれています。長岡市山古志地域では高齢化などが課題となる中、参加者たちがふるさとへの貢献を誓いました。

久しぶりの再会を喜ぶ人たち。8月14日、長岡市の山古志地域で開かれたのは、二十歳のつどいです。

山古志地域ではお盆に合わせて毎年8月14日に成人式を開いていて、今年は4年ぶりの通常開催となりました。

【青木陽奈子さん】
「今まで当たり前にあった生活の貴重さを感じながら、今ある日常を大切にし、今後の山古志や社会を担っていく大人になることをここに誓います」

参加したのは、今年4月1日までに二十歳となった6人です。

【参加者】
「今は看護を学んでいる。新潟も長岡も全体的に高齢者が多くて、特に山古志はなかなか診療所もやっていなかったりする。どこもそうだけど、特に山古志で働けたらいいなと思う」

高齢化や過疎化が課題となっている山古志地域。

中学時代の恩師と語り合う石原瑛也さんは、山古志地域の地場産業である養鯉業に就くなど、地元に貢献する人の姿も見られています。

【石原瑛也さん】
「山古志は過疎化が進んでいるので、ニシキゴイを発展させて、もっと活発にさせていきたい」

【中学校の担任】
「世界にもつながっていく仕事だと思うので、そういったところで学んだことを生かしてくれれば、とてもうれしい」

ふるさとへの思いを新たにした参加者たち。

【参加者】
「お世話してくれた方々に、ありがとうございますという気持ち」

県内では8月、13の市町村で二十歳のつどいが開かれます。最終更新日:Mon, 14 Aug 2023 18:54:24 +0900