新潟県の最低賃金931円に引き上げへ 知事「賃金格差縮めることが新潟を選んでもらうことにつながる」

新潟地方最低賃金審議会が県の最低賃金の引き上げを新潟労働局に答申したことを受け、花角知事は「大都市との賃金格差を縮めることが若い世代に新潟を選んでもらうことに繋がる」と評価しました。
新潟地方最低賃金審議会が県の最低賃金の引き上げを新潟労働局に答申したことを受け、花角知事は「大都市との賃金格差を縮めることが若い世代に新潟を選んでもらうことに繋がる」と評価しました。

県の最低賃金を巡っては7日、新潟地方最低賃金審議会は現在の890円から過去最大の引き上げ額となる41円を引き上げ、931円とするよう新潟労働局に答申しました。

これについて花角知事は9日の会見で。

【花角知事】
「大都市との賃金格差を縮める努力をそして地域の労働条件をより良いものにしていくことが結果として若い世代にも新潟を選んでもらうことに繋がっていく」

一方、人件費増加の影響を受ける中小企業などについて花角知事は、「引き続き支援を国に要望していく」としたほか、「企業として付加価値を高める努力をしてほしい」と話しました。

最低賃金は23日に正式に決定される見通しです。最終更新日:Wed, 09 Aug 2023 12:18:41 +0900