新潟県産コシヒカリの県外への出荷始まる 猛暑の影響で等級低下の懸念も

今年収穫された県産コシヒカリの全国への出荷が始まりました。猛暑による影響で品質の低下が懸念される中、14日に出荷されたコシヒカリは全て二等米となっています。
今年収穫された県産コシヒカリの全国への出荷が始まりました。猛暑による影響で品質の低下が懸念される中、14日に出荷されたコシヒカリは全て二等米となっています。

14日、新潟市西蒲区のJA新潟かがやきの倉庫では県産コシヒカリの県外向けの出荷式が行われました。

JA新潟かがやきによりますと、コシヒカリの品質検査が始まっていますが猛暑などの影響で去年約7割を占めた一等米が現段階ではほとんど出ておらず、14日に出荷されたコシヒカリはすべて二等米となったということです。

【JA新潟かがやき経営管理委員会 遠藤一雄副会長】
「(コシヒカリは)早生品種よりも等級の落ち込みが懸念される。食味とか食感とかは変わりないと思っているので、生産者の出荷したコメを一粒でも多く食べていただきたい」

14日は県内全域で約98tの県産コシヒカリが関東方面などに出荷され、今週末にも店頭に並ぶ予定です。最終更新日:Thu, 14 Sep 2023 12:30:38 +0900