
JAによる新潟県産コシヒカリの県外向けの出荷が始まりました。価格高騰によるコメ離れも懸念されるなか、関係者は「価格に応える味になっている」と自信をのぞかせます。
長岡市のJAえちご中越の倉庫では、県産コシヒカリの県外への出荷式が行われました。
関東に向かうトラックにはJAえちご中越管内でとれたコシヒカリ12トンが積み込まれました。
県外向けの初回の出荷量は、去年の231トンと比べ大幅に減っていますが、これは雨の影響で収穫作業が遅れているためで、今後収穫が進むにつれて出荷量も増えていくということです。
また猛暑の影響が心配されましたが、JAえちご中越によりますと、水や肥料の管理を徹底するなど生産者の努力もあり、管内のコシヒカリの一等米比率は、11日時点で91%となっています。
【JAえちご中越 経営管理委員会 吉田文彦会長】
「価格に答えている味かどうか品質かどうかというのは、関心が高いところだと思うが、受け入れていただける味に仕上がっている」
県産コシヒカリは来週末ごろから、県外での販売が始まります。
最終更新日:Fri, 12 Sep 2025 12:11:00 +0900