新潟県知事肝いり!独自の子育て支援策“こむすび定期” 10月20日に申請開始「社会全体で背中を押す」

6月の補正予算で新潟県が10億円以上を盛り込んだ県独自の子育て支援策、その名も「こむすび定期」の申請が10月20日に始まります。16日、県と金融機関が連携協定を結びました。
6月の補正予算で新潟県が10億円以上を盛り込んだ県独自の子育て支援策、その名も「こむすび定期」の申請が10月20日に始まります。16日、県と金融機関が連携協定を結びました。

県内の金融機関と連携協定を締結した花角知事。

【花角知事】
「子どもの健やかな成長を社会全体で応援していくという機運が高まってきているというふうに思う」

子育て支援への機運が高まる中、県独自の子育て支援策として新たに始まるのが「こむすび定期」です。

こむすび定期は、出生時に子ども名義の定期預金を作り、入園と小学校入学時の2回、それぞれ5万円と利息分を支給するもので、県と金融機関がタッグを組む、全国初の取り組みです。

いよいよ10月20日に申請が始まるのを前に、街の人は…

【街の人】
「子どもを育てると、色々お金がかかるので、もらえるものがあったら助かる」

【街の人】
「まだ子どもがいないので分からないが、5歳くらいまでは、なにかあるとうれしいかなという気持ちはある」

【街の人】
「ランドセルとか制服とか、高価なものが必要になると思うので、色んなところで使えたらいいなと思う。欲を言えば、大学入学が一番お金がかかるタイミングだと思うので、そこまで支援してもらえると助かる」

中には、より長期的な支援を求める声も聞かれました。

【花角知事】
「子どもを育てる皆さんにとっては、社会全体・官民挙げて、あなたの子育てを応援しているんだよと、背中を押してくれるものとして受け取ってもらいたい」

こむすび定期は今年4月以降に生まれた子どもが対象で、申請時点で県内に住所のある1歳未満の子どもは誰でも申請することができます。最終更新日:Mon, 16 Oct 2023 18:44:14 +0900