大きなトラックが到着したマリンピア日本海。
【杉山萌奈アナウンサー】
「約6時間の長旅を終えてペンギンたちが今、一羽一羽おろされていきます」
東京の葛西臨海水族園が老朽化に伴い補修工事をするため、その工事期間中に20羽のフンボルトペンギンを預かることになったのです。
ペンギンは車輪のついたコンテナで移動し、ペンギン海岸へ。
【杉山萌奈アナウンサー】
「マリンピア日本海で暮らすペンギンたちが、東京から来たペンギンたちを待っています。お客さんも引っ越し作業を固唾をのんで見守ります。新しいおうちを探検するうに一歩一歩、歩みを進めていきます。そして、プールのほうへと向かい…飛び込みました」
放たれた20羽はマリンピア日本海で飼育する100羽にすぐに溶け込み、一緒に泳いだり、アジを食べたり、疲れはあまりない様子です。
【葛西臨海水族園 飼育展示課 内山幸さん】
「移動距離もあったので、無事搬入できるか心配だったが、入れたらみんなプールで泳いでくれたので一安心」
【杉山萌奈アナウンサー】
「1つの腕に複数のリングがついているのが東京から来たペンギン。一方で、マリンピア日本海のペンギンは1つのリングに色々な色がついています。こうして見てみると、もうなじんでいる様子が伺えます」
【マリンピア日本海 展示課 榊原陽子さん】
「新潟の冬は寒いし、雪もたくさん降るので、寒さに耐えられるか心配はあるが、秋の涼しい時期からじょじょに慣れていって、なんとか乗り越えてほしい」
マリンピア日本海は葛西臨海水族園のリニューアル工事が終わるまで約1年間、大切に飼育します。最終更新日:Fri, 22 Sep 2023 19:13:49 +0900