機関が故障し…水上オートバイが漂流状態に 海保が長野県の男性(29)を救助【新潟・上越市】

11日午後、新潟県上越市の直江津港で、水上オートバイの機関が故障し、乗船していた29歳男性が救助される事案がありました。
11日午後、新潟県上越市の直江津港で、水上オートバイの機関が故障し、乗船していた29歳男性が救助される事案がありました。

上越海上保安署によりますと、11日午後2時前、「直江津港荒浜地区のINPEX直江津LNG基地西側岸壁付近の海域で機関故障を起こし、漂流しており、風浪で護岸に接近してきている」とINPEX直江津LNG基地の職員が118番通報しました。

水上オートバイに乗っていたのは長野県上田市に住む自営業の男性(29)で、男性は午後2時前、直江津港黒井浜から1人で水上オートバイに乗って出航したところ、発生場所付近で機関が故障し、漂流状態となりました。

午後2時13分、上越海上保安署員が到着し、岸壁に圧流されていた水上オートバイにロープをとり、岸壁沿いに黒井浜まで引き、陸揚げし、午後2時45分に救助を完了しました。

男性にケガはなく、油の流出もありませんでした。

上越海上保安署によりますと、故障原因は船外への排水ポンプのスイッチが故障し、船内に海水がたまり、機関が動かなくなったとみられるということです。最終更新日:Tue, 11 Jul 2023 17:22:08 +0900