10月6日、新潟市北区で行われたのは、地元の特産サツマイモ「しるきーも」の収穫体験です。
これは、しるきーもの認知度向上や消費拡大を目指し、JA新潟市と農業法人「ベジ・アビオ」が開催しているもので、この日は藤見幼稚園の園児71人が参加しました。
強い風にも負けず、友達と協力しながらイモを掘り進める園児たち。
【園児】
「丸いのが出てきた!」
【園児】
「すごい!おもしろい形。なんか(ひらがなの)『し』みたいな形」
【園児】
「おれ、超重いの見つけた!これ超重いよ。でかすぎ」
こちらの園児は大きなイモを発見!
【園児】
「重い!(どれくらい?)100kgぐらい」
桶屋アナウンサーも園児たちと一緒に挑戦しましたが…大きなイモは掘れませんでした。
「ここに今年の特徴がある」と生産者は話します。
【ベジ・アビオ 加藤和彦 取締役】
「大きいものと小さいもので分かれている。一番良いサイズが少ない感じがする」
その原因が、この夏の水不足。
【ベジ・アビオ 加藤和彦 取締役】
「水が少なくて、一つの木になるイモが最初の段階で少なかった」
イモの数が少ないと、一つのイモに栄養が集中し、ほかのイモに栄養が行き渡らず、大きさにばらつきが生まれてしまったということです。
【ベジ・アビオ 加藤和彦 取締役】
「水不足で太り切らなかった。なので根っこがたくさんあって、でこぼこして、水を集めようとしている」
甘さの決め手となるデンプンを蓄える夏を襲った水不足。それでも小まめに水をやるなどして無事に収穫の時期を迎えました。
【園児】
「(どうやって食べる?)干し芋!サツマイモご飯」
収穫したしるきーもを園児たちは持ち帰りましたが、県内の直売所などには1カ月ほど追熟させ、11月中旬から並ぶ予定です。
【ベジ・アビオ 加藤和彦 取締役】
「焼き芋や揚げ芋、色んな加工品があるので北区に来てほしい」最終更新日:Fri, 06 Oct 2023 18:45:16 +0900