午前9時ごろ、加茂市の集出荷場に次々と入ってくるトラック。積み込まれていたのは、新潟特産の西洋ナシ「ルレクチエ」です。
JAえちご中越では、ルレクチエの販売が一斉に解禁されるのを前に21日、出荷作業が始まりました。
今年は夏の高温少雨の影響で小玉傾向となり、出荷量も豊作だった去年より3割ほど減少しましたが…
【生産者】
「今年は天候がよかった。おいしいのではないか」
日照時間が長かったことから、例年よりも糖度が高く、品質も良いということです。
【桶屋美圭アナウンサー】
「甘みがものすごく強い。みずみずしさもありながら、果汁は非常にジューシーなので、止まらない。そして、口に入れた瞬間、ルレクチエならではの芳醇な香りが広がって、これはおいしいです」
ルレクチエは、皮の色味が鮮やかなものほどおいしく、甘い香りがしてくる・茶色のじくがしわしわになる・手に持つとやや弾力がある状態になったら食べごろのサインだと言います。
生産者も、その出来に太鼓判を押す今年のルレクチエ。
【JAえちご中越 西洋なし部会 吉竹和巳 会長】
「収穫後も気温の寒暖差が大きくて、追熟の管理にも大変苦労した年だったと思うが、糖度が高く、大変おいしい、甘いルレクチエに仕上がったと思う。県内だけでなく、全国各地の方に贈って召し上がっていただけたら」
JAえちご中越では12月末までに360トンの出荷を予定していて、11月22日、県内のスーパーなどに並びます。最終更新日:Tue, 21 Nov 2023 18:40:40 +0900