海などで活躍 “水中ドローン”の実践的操作を伝授!廃校のプール活用しスクール開校【新潟・村上市】

水難事故の調査やダムの点検など、水の中で活躍する水中ドローンの操縦を学ぶ学校が新潟県村上市に開校しました。
水難事故の調査やダムの点検など、水の中で活躍する水中ドローンの操縦を学ぶ学校が新潟県村上市に開校しました。

【松村道子キャスター】
「この水中用ドローンの操縦を学ぶ舞台となるのは、廃校となった小学校の25mプールです」

6つのスクリューで進む水中ドローン。

一般的なモデルには100mのケーブルがついていて、水深75mまで潜ることができます。

【DWSドローンスクール新潟村上 河内仁 代表】
「漁業関係者の網の点検だとか海底の調査。消波ブロックの設置作業などに使う」

このほか、水難事故の調査やダムの点検。また、ダイバーが水に潜る前の事前調査に活用することで事故のリスクを減らすことも期待されています。

その水中ドローンの操作を学ぶプールには様々な仕掛けが。

【DWSドローンスクール新潟村上 古谷洋介インストラクター】
「機体幅を学んでほしいという内容。最初はオレンジ色の輪っかをくぐって、次は黄色。エアレーション(水泡)をくぐっていく」

Q.実際の海ではどのようなシチュエーション?
「波しぶきや視界が奪われた状態のとき、ゆっくり動かす練習になる」

角度を変えて水中の文字を読み取るなど、実践的な内容を丸一日かけて指導するということです。体験してみると…

【松村道子キャスター】
「操作としては軽いタッチ。浮遊物が非常に多い中でも、進みながらそれを撮影したり、状況を把握したりできます」

全国的にも常設のプールで操縦を学べる施設は珍しいといいます。

【DWSドローンスクール新潟村上 河内仁 代表】
「皆さんが当たり前のように水中ドローンを使えるようになったらいい」最終更新日:Thu, 20 Jul 2023 18:50:30 +0900