【記者リポート】
「普段、多くの人が利用する新幹線ですが、きょうは人を運びません。乗っているのは鮮魚や野菜など。多くの荷物が新潟から東京へと運ばれます」
8月31日、新潟市東区で行われた新幹線を使った荷物輸送の実験はトラックによる輸送能力の低下や環境問題などの課題を解決しようと取り組まれました。
JR東日本では駅から乗客と一緒に荷物を運ぶ事業を行っていますが、今回、初めて新潟と東京の車両センターの間を輸送区間に設定。
客の流れで滞ることなく多くの荷物を運ぶ手順を確認し、県産食品など約750箱が東京に運ばれました。
【JR東日本マーケティング部 堤口貴子マネージャー】
「天候に左右されない安定性、そして定時性という非常に大きな特徴がある。何か私たちができることを検討していきたい」
JR東日本は来年度以降の事業化を目指します。最終更新日:Thu, 31 Aug 2023 18:56:18 +0900