猛暑で水管理に苦労も… 極早生品種『葉月みのり』の収穫開始「おなかいっぱい食べて」【新潟・柏崎市】

雨の少ない状態が続き、農作物への水不足の影響が懸念される中、新潟県柏崎市では県内トップを切って稲刈りが始まりました。この日を迎えるまでに、農家は水の管理に苦労したと言います。
雨の少ない状態が続き、農作物への水不足の影響が懸念される中、新潟県柏崎市では県内トップを切って稲刈りが始まりました。この日を迎えるまでに、農家は水の管理に苦労したと言います。

【杉山萌奈アナウンサー】
「カンカンと照りつける日ざしのもと、真夏に県内で一番早く稲刈りが行われます。黄金色に輝いているのは、葉月みのりです」

8月10日、柏崎市の竹内美博さんの田んぼでは猛暑や台風の影響を懸念し、去年より2日早く、極早生品種「葉月みのり」の稲刈りが始まりました。

【葉月みのり生産者 竹内美博さん】
「(暑さで)人間も参ってしまうけど、稲も参っていると思う。できる限りのことはした。水管理をしっかりした」

【杉山萌奈アナウンサー】
「稲が成熟する大切な時期、この約3週間まとまった雨が降っていないため、農家は用水路からの水を定期的にまいて対策を取ったと言います」

初検査までは不安が残るとしながらも、竹内さんはその味に太鼓判を押します。

【葉月みのり生産者 竹内美博さん】
「めちゃくちゃおいしいお米なので、どうか大勢の方に食べていただきたい。おなかいっぱい食べてください。農家の救いになります」

大きな粒と強い甘みなどが特長の葉月みのり。JAえちご中央は今年585トンの出荷量を見込み、8月19日からスーパーなどに並ぶ予定です。最終更新日:Thu, 10 Aug 2023 18:38:04 +0900