【桶屋美圭アナウンサー】
「加茂市七谷地区で旬を迎えている薬師まいたけ。持ってみると、ずっしりとしていて立派!良い香りもしてきます」
加茂市で収穫が始まったのは、秋の味覚・薬師まいたけ。自然に近い形で育てようと、原木天然栽培にこだわった地域の特産です。
生産者組合の山崎隆組合長に栽培地を案内してもらいました。この日は、栽培エリアのオーナーの1人・苅谷光さんの姿も。
【苅谷光さん】
「いつも関東に送っている。娘がそちらに嫁いでいるので」
贈答用としても人気の薬師まいたけを私も一緒に収穫させてもらいました。
【桶屋美圭アナウンサー】
「採れました。重い!こんな大きいマイタケ見たことない」
十分大きいマイタケですが、山崎さんによると「例年に比べ小さい」そうです。というのも、1株の大きさが薬師まいたけの特徴の一つ。
5年前には1株24kgという巨大なマイタケも採れましたが、今年は水不足の影響で全体的に小ぶりに。また、マイタケの発生が遅く、収穫の開始も例年より10日ほど遅くなりました。
そうした中でも、10月13日は無事収穫できたことに感謝する催しが開かれ、組合員や地元の住民、約25人が参加しました。
振る舞われたのは、収穫したばかりの薬師まいたけを使った料理。天ぷらや素揚げ・炊き込みご飯などが並び、芳醇な香りが広がっていました。
【桶屋美圭アナウンサー】
「プリプリで肉厚。香りが非常に豊かで噛めば噛むほど口の中いっぱいに広がります」
参加者は、お腹いっぱいに秋の味覚を堪能していました。
【参加者】
「大変おいしい」
【参加者】
「これ2杯目。すごくおいしい」
【薬師まいたけ生産者組合 山崎隆 組合長】
「夏の暑さでやっと来たなと、今までだいぶ待ったなと、やっと来てくれたなと思っている。本物の味を皆さんに食べてみてもらいたい」
収穫は10月いっぱい続きます。最終更新日:Fri, 13 Oct 2023 19:04:07 +0900