蓮池薫さん拉致問題について中学校で講演 生徒「詳細を聞いて解決に向けての考えを深めた」【新潟】

北朝鮮による拉致被害者蓮池薫さんが12日佐渡市の中学校で講演を行い、残された被害者を日本に帰したいと強く訴えました。
北朝鮮による拉致被害者蓮池薫さんが12日佐渡市の中学校で講演を行い、残された被害者を日本に帰したいと強く訴えました。

蓮池薫さんが講演を行ったのは、佐渡市の南佐渡中学校です。蓮池さんは、拉致はスパイの養成などが目的だったことや、北朝鮮での生活の様子について詳しく解説しました。

また2002年に帰国した際、飛行機から緑豊かな日本列島が見えて感動したことに触れ、次の様に述べました。

【蓮池薫 さん】
「残された人も早くこの日本列島の地を踏ませてあげたい、という思いが沸く」

【生徒】
「詳しく知ることで、こういう気持ちで拉致されたんだろうなとか想像出来たので、解決に向けての考えを深めやすくなった」

「一刻も早く帰ってこられるよう、私も署名活動やイベントに積極的に参加することで少しでも力になればと思う」

生徒達は、被害者救出の象徴であるブルーリボンを胸に付け、問題の解決に思いを馳せていました。最終更新日:Wed, 13 Sep 2023 19:09:18 +0900