低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、前線の活動が活発となり、各地で雨が降っている県内。今月27日の降り始めからの4日間に降った雨の量は阿賀町室谷で153・5ミリ、新発田市赤谷で135・5ミリなどとなっていて、6月の1カ月間に降る平均総雨量の7割以上に達しています。
【飛田厚史アナウンサー】
「午後3時を過ぎ、雨はやや弱まったが、ミズベリングではテントがたたまれ営業は難しい様子です」
新潟市中央区にあるやすらぎ提のミズベリングで営業する飲食店は…
【ミズベリングの飲食店は】
「他の店舗も休みの中うちだけ営業ということになっている。予約の関係で辞める店もある。雨対策も行って頑張っている」
休業を選ぶ店舗もある中、予約客の期待に応えようとデッキの天井と周囲を水を通さない幕で覆うなど雨対策をして営業に備える店も見られました。
大気の不安定な状態は7月1日にかけて続く見込みで、1日午後6時までの24時間に降る雨の量は上・中越で最大120ミリ、下越で最大100ミリなどと予想されています。
新潟地方気象台は1日にかけて土砂災害や低い土地の浸水河川の増水に注意・警戒を呼びかけています。最終更新日:Fri, 30 Jun 2023 18:34:34 +0900