“離島”で地震が発生したら… 油回収船使い支援物資の輸送訓練 手順や連携を確認【新潟・佐渡市】

10月1日、新潟県佐渡市の両津港では佐渡市で震度6強の地震が発生したことを想定した緊急支援物資の輸送訓練が行われました。
10月1日、新潟県佐渡市の両津港では佐渡市で震度6強の地震が発生したことを想定した緊急支援物資の輸送訓練が行われました。

【国交省 新潟港湾・空港整備事務所 山形創一 所長】
「離島ということで、どうしても支援は海からになる」

訓練に使われたのは、海上での油流出事故などに対応する大型浚渫兼油回収船「白山」。

北陸地方整備局や佐渡市の職員、民間企業の社員など約90人が参加した訓練では、この白山に積んだ支援物資を港で引き渡すまでの手順や連携のあり方などを確認していきました。

【佐渡市防災課 中川晃弘 課長】
「あらゆる災害に備えた中で、我々も取り組みをしていきたい」

【佐渡市 渡辺竜五 市長】
「国・県・対岸市、そして佐渡汽船を含め、民間事業者と一緒にレベルを上げながら、いざというときの安全性を高めたい」

訓練のあとには白山の一般公開も行われ、多くの人が普段は見られない船内や操舵室などの見学を楽しんでいました。最終更新日:Tue, 03 Oct 2023 19:07:57 +0900