新潟市西区の雪梁舎美術館で開かれている棟方志功展。10月12日から作品を入れ替え版画や肉筆画のほか小説の挿絵や棟方が手がけた装丁など40点の作品が展示されています。
1903年に青森市で生まれた棟方志功は素朴で生命力にあふれた作品を数多く生み出し「世界のムナカタ」と呼ばれました。
こちらの鐘渓頌は24枚の版画を用いて人体を白と黒で交互に描き仏教や善の世界を表現しています。体にはおしどりなどが描かれていてデザイン性の高さがうかがえます。
【雪梁舎美術館 加藤千恵子学芸員】
「想像力とデザイン性にもすごく富んだ作家なのでこの機会に間近で見ていただければと思っている」
この展覧会は来月5日まで開かれています。最終更新日:Tue, 17 Oct 2023 13:02:24 +0900