
拉致被害者の救出を訴える国民大集会が3日、都内で開かれました。就任後初めて出席した高市首相は「北朝鮮側にすでに日朝首脳会談開催の意向を伝えている」と明らかにしました。
就任2日後に家族会と面会し「日朝首脳会談に臨む覚悟は出来ている」と話した高市首相。3日は、被害者の救出を訴える国民大集会に出席し、解決への強い意欲を改めて表明しました。
【高市首相】
「認定の有無を問わず、すべての拉致被害者の一日も早いご帰国の実現に向けて心血を注いでまいります」
中でも、被害者家族が求める日朝首脳会談の実現に向けては…
【高市首相】
「拉致被害者の方々の命と国家の主権がかかったこの問題に対して、私は手段を選ぶつもりはありません。すでに北朝鮮側には首脳会談をしたい旨お伝えをいたしております」
このように述べ、北朝鮮に対し日朝首脳会談開催への意向を伝えていることを明らかにしました。
家族からはこの日も高市首相への期待の声が相次いで聞かれました。
【拉致被害者家族会 横田拓也代表】
「私たちは高市首相に全幅の信頼を寄せています」
【横田早紀江さん】
「本当に信念を持ってこのことを解決しますと仰って下さることに対して、私たちは心から感謝しております」
【高市首相】
「あらゆる選択肢を排除せず、私の代で何としても突破口を開き拉致問題を解決したい、その決意に満ちております」
家族の再会まで時間がない中、日朝首脳会談のテーブルに金正恩総書記を導くことはできるのか。高市総理にはその言葉を実行に移すことが求められます。
最終更新日:Tue, 04 Nov 2025 05:00:00 +0900




