【齋藤正昂アナウンサー】
「決戦の舞台・小千谷市総合体育館には、アリーナの中央に特設コートが設けられました。4年ぶりに観客の入場制限がない中、県の頂点をかけた戦いが始まります」
2年ぶりの優勝を目指す東京学館新潟と今年1月の春高に出場した上越総合技術が対戦した男子の決勝。
第1セット、上越総合技術がエースでキャプテンの松木の活躍で一時5ポイントの差をつける展開に。しかし終盤…
【実況】
「さあチャンスボール。東京学館新潟、またも皆木!打ち抜きました26ー24!」
東京学館新潟が逆転し、第1セットを奪います。
第2セットは一転してペースを握った東京学館新潟。5点差でマッチポイントとしますが…
【実況】
「バックアタック松木!ポイントは上越総合技術。5連続ポイントです」
上越総合技術も意地を見せ、デュースに持ち込みます。
しかし、競り合いを制したのは東京学館新潟。2年ぶりの優勝を果たしました。
【東京学館新潟2年 齋藤寿明 選手】
「自分がまだインターハイに行ったことがなくて、絶対に行ってやろうと思って全力でやった」
【東京学館新潟3年 皆木海人 選手】
「チームの柱となって、得点源となって、勝ち進んでいく」
一方、女子の決勝は県総体初優勝を目指す新潟中央と5連覇がかかる長岡商業の去年の春高予選決勝と同じ対戦カードに。
試合は両者譲らず迎えた運命の第3セット…
【実況】
「走り込んできた遠藤!決めていきます」
第2セットをとった新潟中央が序盤はリードしますが、長岡商業が5連続ポイントで逆転すると…
【実況】
「24ー21これで決まるのか。長岡商業のジャンプサーブ拾って、櫻井レフトから遠藤!ブロック。これを仕留めました長岡商業」
新潟中央相手に黒星続きだった長岡商業がリベンジを果たし、県総体5連覇を飾りました。
【長岡商業3年 外山杏奈 主将】
「負け続けてきたぶん、今回の試合も連覇できるかのかどうかという不安もあったけど、みんなで戦うことができた」
【長岡商業2年 加納理美 選手】
「全国で一つでも多く勝ち上がって、25人全員で全国の舞台でも大暴れしていきたい」
優勝した男子の東京学館新潟と女子の長岡商業は、8月に北海道で開かれるインターハイに出場します。