
6月7日、女性の自宅の固定電話に、実在する建設会社の社員を名乗る男から電話があり「東区で老人ホームを建設するので名前を貸してほしい」などと言われて応じたところ、8日から10日にかけて、別の建設会社の社員を名乗る男から「入居を申し込みましたよね、入金された1000万円が現金ではなかった、お宅が申し込みましたか」などと言われ、女性は「名義を貸しただけだ」と答えると、「それは詐欺になります、子どもにも迷惑がかかります、210万円を用意して下さい」などと言われました。
女性は相手から指示されるままにドラッグストアで5万円分の電子マネーを購入してカード番号を教え、さらに現金205万円を相手が指示する住所に発送し、だまし取られました。
14日、女性が息子に相談し、息子と一緒に警察に相談に訪れて、詐欺の被害に気づきました。
《特殊詐欺の防犯ポイント》
犯人は言葉巧みに被害者をだまし、現金やキャッシュカードを取りに来る可能性があります。
・相手は詐欺のプロであることから、防犯機能付き電話機の設置や常に留守番電話に設定しておくなど、犯人からの電話に直接出ない対策を取ることを検討してください。
・電話でお金の話が出た時は、特殊詐欺を疑ってください。
最終更新日:Thu, 15 Jun 2023 11:01:59 +0900