“解体廃棄物”約900袋を放置した疑い 県が告発し解体業者の社長の男を逮捕【新潟】

建造物の解体工事で出た廃棄物を処理するよう、県から改善命令が出ていたにも関わらず、命令に違反し、廃棄物を放置した疑いで解体業者の社長の男が逮捕されました。
建造物の解体工事で出た廃棄物を処理するよう、県から改善命令が出ていたにも関わらず、命令に違反し、廃棄物を放置した疑いで解体業者の社長の男が逮捕されました。

廃棄物処理法違反(改善命令違反)の疑いで逮捕されたのは、新潟市南区に住む解体業者の社長の男(71)です。

男は解体工事で出た廃棄物を処理せず、阿賀町角島地内と五泉市町屋地内に処理基準に適合しない状態で保管していたとして、去年11月に新潟県から改善命令が出されていました。

しかし、状況が改善されないことから、今年2月に県が刑事告発し、警察は改善命令違反の疑いで男を逮捕しました。

警察などによりますと、ゴミの量は2カ所で合わせて約900袋に上っていたということです。

警察の調べに対し、男は「間違いありません」と話し、容疑を認めていて、警察が動機などを詳しく調べています。最終更新日:Tue, 20 Jun 2023 17:35:37 +0900