「パソコンがウイルスに感染した」50代女性が電子マネー3万円分をだまし取られる【新潟】

新潟市東区に住む50代女性が電子マネー3万円分をだまし取られました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。
新潟市東区に住む50代女性が電子マネー3万円分をだまし取られました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。

6月16日、女性が自宅のパソコンでインターネットサイトを閲覧中、画面に「ウイルスに感染しました」と表示され、さらに女性の声で「シャットダウンするとデータが消去される。サポートセンターに電話してください」などと警告する音声が繰り返し流されたため、画面に表示された電話番号にかけました。

電話ではカスタマーセンターを名乗る片言の日本語を話す男から、「セキュリティを導入しないと解除できない、3年で3万円です」などとウイルス対策の代金を支払う必要があると言われ、相手から指示されるまま近所のコンビニエンスストアで3万円分の電子マネーを購入し、カードの番号を相手に伝え、3万円分の権利をだまし取られました。

その後、さらに電子マネーの購入を求められた際、夫が電話に代わって詐欺の被害に気付きました。

《特殊詐欺の防犯ポイント》
犯人は言葉巧みに被害者をだまし、現金やキャッシュカードを取りに来る可能性があります。
・相手は詐欺のプロであることから、防犯機能付き電話機の設置や常に留守番電話に設定しておくなど、犯人からの電話に直接出ない対策を取ることを検討してください。
・電話でお金の話が出た時は、特殊詐欺を疑ってください。
最終更新日:Wed, 21 Jun 2023 15:45:49 +0900