新潟県内の“医師不足”解消へ… 帝京大学医学部に地域枠を設置「地域医療に関心を」

新潟県内の医師不足解消につなげようと県は12月26日、帝京大学、そして魚沼市と「地域枠に係る協定」を結びました。
新潟県内の医師不足解消につなげようと県は12月26日、帝京大学、そして魚沼市と「地域枠に係る協定」を結びました。

地域枠とは、卒業後に県内の指定された医療機関で9年間働くことにより、貸与された修学資金の返還が免除される制度です。

県はこれまで昭和大学や順天堂大学などと協定を締結してきましたが、来年度から新たに帝京大学・医学部に1人分の地域枠が設けられます。

【花角知事】
「協力してもらえる(首都圏の)大学を探していて、縁をいただいた。地域医療に関心を持ち続けて、現場に出てきてもらえることへの期待が高い」

地域枠で帝京大学を卒業したあとは、9年間のうち5年ほどを小出病院で、4年ほどを県内の別の医療機関で勤務するということです。

県は医師の確保へ、今後も地域枠を増やしていく考えです。最終更新日:Tue, 26 Dec 2023 19:07:10 +0900