朝から雪が降っていた上越市。津波被害が出た海岸では雪が降る中、市道などの復旧作業が行われていました。
地震により液状化の被害が多く発生した新潟市西区でも…
【住民】
「雪積もる前に終わらせたいなと思っている。降らないでもらえると助かります」
雪が本格化する前に作業を進めようと朝から復旧作業を行う住民の姿が見られました。
【住民】
「ここら辺は特に被害が大きいのでやってもやっても終わらない感じがある」
一方、災害ゴミを受け入れている清掃センターには7日も多くの人が訪れていました。
【災害ごみを搬入した人】
「食器棚にあったのがみんな出ちゃってぐちゃぐちゃになった」
【災害ごみを搬入した人】
「家財とか、水没ではなかったので乾いているが、土壁が落ちたり、大騒ぎです」
新潟市内では、7カ所の清掃センターで1月末まで災害ゴミを無料で受け入れています。
この地震により3000件以上の罹災証明書の申請が出されている新潟市。証明書の発行に必要となる現地調査を支援しようと7日、県や市町村の職員からなる「チームにいがた」が派遣されました。
1日60人体制で調査を行い、2週間~3週間で終える予定です。
【新潟市 中原八一市長】
「協力をしていただきながら、全容解明に向けて出来るだけ早期に対応していきたい」
復旧作業が加速する一方で、県内は8日にかけて広い範囲で雪となり、山沿いを中心に平地でも大雪となるところがある見込みです。
午後6時現在、上越市や柏崎市、十日町市などに大雪警報が出されています。
8日午後6時までに降る雪の量は多いところで上・中越の山沿いで80センチ、平地で40センチ、下越の平地で30センチなどと予想されています。
県は悪天候時には無理をせず、復旧作業を休んで体調管理に注意するよう呼びかけています。最終更新日:Sun, 07 Jan 2024 18:16:03 +0900