10日に開かれた地域の会の定例会で相次いだのが地震に関する質問。
石川県輪島市の鹿磯漁港で沿岸部の海底が推定で3.9mも隆起したことが確認されたことなどを受け、こうした地震の影響が柏崎刈羽原発でも起こりうるのか心配する声が上がりました。
【地域の会 竹内英子 委員】
「もし(柏崎刈羽)原発の敷地が隆起してしまったときに、どのくらい隆起すると取水口から冷やすための海水を取り込めなくなるのか」
【地域の会 本間保 委員】
「現在の取水口は水面から何mの所にあるのか」
【東京電力担当者】
「詳細な地質調査の結果、柏崎刈羽原発の近くに活断層はないと評価していて、そういう観点から言うと、あそこまで大きな隆起・沈降はありません」
今回の地震により石川県の志賀原発で使用済み核燃料プールから水が溢れましたが、柏崎刈羽原発でも燃料プールの溢水が確認されています。
これについて東京電力は「外に出ない対策は有効に機能していた」と説明しました。最終更新日:Thu, 11 Jan 2024 18:58:13 +0900