【新潟県観光協会 寺尾真理 主任】
Q.去年はどのくらい食べた?
「週に2、3回は食べている」
【新潟県観光協会 稲田知子さん】
「週に1回くらいは、好きなので食べている」
毎週のようにラーメンを食べ、総務省・家計調査の発表の日を迎えたという県観光協会の職員。
【杉山萌奈アナウンサー】
「新潟県観光協会の職員の皆さん、ラーメンをすすりながら士気を高めて発表を見守ります」
【県観光協会 渡邉徹 課長代理】
「1位になるために、少しでも気分を上げたい。負けられない」
一方、新潟市東区のラーメン店には、県内の人気ラーメン店の店主6人が集結!発表の瞬間を待ちます。
都道府県庁所在地と政令市を対象にした外食でのラーメン消費額、おととしは新潟市が1位、去年は山形市が1位となり、日本一の座をかけた争いが注目されてきました。
山形市でも関係者が見守る中、軍配は…
〈1位〉 山形市 1万7593円
〈2位〉 新潟市 1万5224円
「1万7593円、高い~」「新潟ぁ~…」思わずラーメンをすする手が止まってしまった職員たち。山形市に2300円あまりの差をつけられ2年連続の2位に。
【杉山萌奈アナウンサー】
「結果を受け止めてラーメンをすすります。その味はどうでしょうか?」
【県観光協会 渡邉徹 課長代理】
「悔しい思いが強いので、味がしない」
新潟5大ラーメンのマスキングテープをイベントで配布するなどPRを続けてきた観光協会。
【県観光協会 渋谷友和 課長代理】
Q.山形に勝つには?
「山形は“夏は冷やしラーメン”と、年間を通して食べるのが定着しているので、新潟も年間を通して継続的にアピールしていければ」
日本一返り咲きへ執念を燃やしていたラーメン店の店主も悔しさをにじませます。
【麺屋Aishin 笠原義貴 代表】
「(山形に)乗り込んでやろうかなって…、皆さんとてもよくしてくれているのであれですけど、正直悔しい」
それでも山形市に敗れたとはいえ、前年に比べると2600円ほど消費額を増やした新潟市。来年こそ1位を奪還するために…
【麺屋Aishin 笠原義貴 代表】
「若手で熱量のあるオリジナルなラーメン屋さんが多いのが新潟市の特徴なのかなと前向きに捉えているので、そこをもっと磨いてわかりやすく発信できたら」
県内で次々生まれる多様な味のアピールが重要と話す笠原さんも、山形の味噌ラーメンをヒントに独自の新商品を開発していました。
【飛田厚史アナウンサー】
「味噌のコクと甘さが絡んで、味わい深い一杯です」
【麺屋Aishin 笠原義貴 代表】
「両県でちょっとおもしろいこと、一緒に盛り上がれたらいい」
トキエア開業や新潟駅の再開発など玄関口の整備が進む新潟。県外客を巻き込んだラーメンの消費拡大に期待がかかります。最終更新日:Wed, 07 Feb 2024 11:01:33 +0900