2月6日、佐渡市赤泊地区の五所神社で行われたのは、1年の豊作などを祈願する「御田植神事」です。県の無形民俗文化財に指定され、350年以上受け継がれています。
【五所神社 風間昌平宮司】
「以前から繋げてきたものを今年も繋げることができたという、感謝の気持ちでいっぱい」
今年は元日に発生した能登半島地震の被災地の復旧の願いも込めて執り行われました。神事では悪い虫や鳥を追い払うとされる「鳥追い」も執り行われ、地元の児童18人が一生懸命木の棒で板を叩き、大きな音を響かせました。
【参加した人は】
「みんなが幸せになれるように祈りながら叩いた」
「今年もコメがたくさんとれるようにお願いした」
一方、佐渡市新穂地区の牛尾神社で7日に行われたのは、五穀豊穣や豊漁などを願う「お七日祈願祭」です。島に春が近づいていることを告げる新春恒例の行事で、神主による事代主の舞や大国主の舞のほか、巫女による神楽舞が披露されました。
【牛尾神社 佐山眞理子宮司】
「新型コロナや地震などあるが、無病息災、家内安全でみんなが手を取り合って、平和で穏やかな1年を望むばかり」最終更新日:Wed, 07 Feb 2024 19:30:07 +0900