新潟県胎内市にある「志まつ食堂」ののれんをくぐると…厨房では女将の嶋津美恵子さんが仕込みをしていました。
【志まつ食堂 女将 嶋津美恵子 さん】
「この機械にあげる、よいしょ」
御年９１歳の嶋津さんが仕込んでいたのは１９５８年に創業して以来６６年もの間店の看板メニューとなっているジンギスカンです。
【志まつ食堂 女将 嶋津美恵子 さん】
「この機械も６０年以上使っているからポンコツになっているんさね」
Ｑ．忙しい時肉を何枚位切る？
「３０ｋｇ位かな。無我夢中」
定休日はなく早いときは朝５時に仕込みを開始すると言います。
【志まつ食堂 女将 嶋津美恵子 さん】
Ｑ．手作りの台？
「背が小さいから昔は要らなかった台に乗らないと…」
嶋津さんひとりで守り続けているのは創業当時から継ぎ足ししてきたみそダレ。
【志まつ食堂 女将 嶋津美恵子 さん】
Ｑ．そのタレには何が入っている？
「色々入っていて皆さんに教える訳にはいかない。いっぱいあって」
Ｑ．例えば？
「メインはショウガ・ニンニク」
何が入っているかは嶋津さんしか分からないこのみそダレ！ジンギスカンにたっぷりまとわせて焼き網に乗せてじっくり焼いてみます！
【杉山萌奈アナウンサー】
「ショウガとニンニクのパンチの効いた香りが漂っています。いい色に焼けました頂きます！…熱い！甘辛い味噌ダレがおいしいショウガとニンニクが効いていて羊の臭みをまろやかにしてくれている。肉１枚１枚が大きくて食べ応えがある」
志まつ食堂のオススメは何と言っても溶き卵にくぐらせて頂く「すき焼きスタイル」のジンギスカン。
【杉山萌奈アナウンサー】
「ジンギスカンに卵をつけて食べるのは初めてですが、とても合います」
【志まつ食堂 女将 嶋津美恵子 さん】
「（羊肉の）クセを無くすためにショウガとか様々杯って卵食べればのどの通りもいいし」
常連客から愛されているのはその味だけではありません。
【２０年以上通う常連客】
「ばあちゃんに会いに来ている。ばあちゃんファンが多い。元気だなと思って、いつも覚えててくれる」
嶋津さんに会いたくて通うお客も多いようです。
【志まつ食堂 女将 嶋津美恵子 さん】
Ｑ．続けてこられた原動力は？
「お客様だね、お客様がいっぱい来てくれるから。とにかくいつでも楽しい楽しくてしょうがない人が来てくれるから嫌な日は無い」
Ｑ．いくつまでお店を？
「今の所健康そのものだから、欲張り１００歳まで何も無ければ（今）９１、（今年）９２になるから、１年はあっという間だから大丈夫だと思うんだけど」最終更新日:Wed, 06 Mar 2024 19:15:13 +0900
