村上保健所の調査によりますと、村上市の飲食店が3月1日と3日に市内の葬儀場に仕出しした寿司を食べた40人のうち、20代から70代の男女13人に、下痢や発熱、おう吐などの症状が出ました。
検査の結果、患者6人と調理従事者1人の便からノロウイルスが検出されました。
村上保健所は、患者に共通する食品が仕出し寿司に限られることなどから、この飲食店の寿司が食中毒の原因と断定しました。
患者は全員、快方に向かっているということです。
村上保健所はこの飲食店に対し、2日間の営業停止処分のほか、調理施設の清掃などを指示しました。
県はノロウイルスの感染予防に向け、加熱調理食品は十分に加熱することや、調理前やトイレ後などは十分に手洗いすることなどを呼びかけています。最終更新日:Sat, 09 Mar 2024 16:01:04 +0900