【記者リポート】
「避難者や市民の人達が集まってきました。まもなく13年前の3月11日、大きな揺れに襲われたその時刻を迎えます」
午後2時46分、東日本大震災の発生した時刻を迎えると、三条市では集まった人たちが黙とうを捧げました。
犠牲者の鎮魂などを願い、毎年行われているこの行事に今年は避難者や市民など約30人が参列しました。
東日本大震災では、福島第一原発事故の影響などを受け、県内へは一時9200人以上が避難。
2月末現在も1828人が県内で避難生活を送っています。
【福島・南相馬市から避難 田仲庄一さん】
「最初の年から臨時職員として市役所に勤めている。あちらの街の様子を見ると、まだまだかなという気もしないでもない」
【福島・南相馬市から避難 佐藤聖幸さん】
「忘れないことが、とにかくこの震災で亡くなってしまった人へのできること。僕は、いつか福島の実家に戻ったとき、いままでの経験を生かして、地元の復興に生かしていければいいなというふうには考えている。一刻も早くもそういった環境になればいいなと思う」最終更新日:Mon, 11 Mar 2024 18:39:50 +0900