新潟市西区に３０年前から店を構える「パパママはうす」。子ども用品のリサイクルショップです。
【松村道子キャスター】
「どういうところを確認しながら査定する？」
【パパママはうす オーナー 新田由香さん】
「全体のシミと毛玉、あとは伸びがあるかどうか見ている」
この店で、いま最も動きがある商品が中古の制服です。
【松村道子キャスター】
「中学校の制服だけでも３００点以上が並んでいます。大きな傷などはなく、まだまだ着られるという印象です」
８年前から中学校だけでなく、幼稚園・高校の中古制服を取り扱っていますが、物価高騰やリサイクル意識の高まりを背景に近年、特にニーズが高まっているといいます。
【パパママはうす オーナー 新田由香さん】
「新品を買うと高いというのがあって、去年・今年くらいは『中古で十分』と言ってくださる方が結構利用されているので、よかったなと思っている」
新潟市立の中学校の場合、新品の指定制服は上下で３万５０００円～４万円ほどが相場ですが、この店では上着・ズボン・スカートをそれぞれ３０００円前後で提供。
２月と３月は中学と高校だけで、ひと月に３０着を販売したということです。
購入後、すぐに着られるように全て洗濯され、アイロンがかけられています。
【４歳の子どもがいるお客】
「うちの子の行っている園のものは、たまたまなかったので利用できなかったが、あったら利用したかった。きれいなので。やっぱり（幼稚園は）何年間と決まっているので（中古が）あるといいなと思う」
一方、この店でこの春から本格的に始めたのが、入学式で着るフォーマルウエアのレンタルです。
【松村道子キャスター】
「４月６日から予約と札がついているがお客の反応は？」
【パパママはうす オーナー 新田由香さん】
「喜んでいた。次に着るときにサイズアウトしたりする。そのときだけというのがあるので、助かっているという声もいただいた」
リサイクル品を上手に使って春を迎えることが子育てでも一つの選択肢になっているようです。最終更新日:Thu, 21 Mar 2024 18:48:58 +0900
