大きな拍手の中、晴れやかな表情で入場した紫竹山小学校の卒業生82人。旅立ちのときを迎え、風間弘子校長から卒業証書を受け取りました。
【紫竹山小学校 風間弘子 校長】
「卒業生、一人一人が自分らしい花を咲かせてくれることを心から願い、応援しています」
【松村道子キャスター】
「新型コロナが5類に移行して初めての卒業式。このあと5年ぶりに卒業生が声を出して校歌を歌います」
去年までの4年間、卒業式で声を出して歌うことはできませんでしたが、子どもたちはこの日、最後の校歌を思いを込めて歌い上げました。
卒業式を終え、開かれたのは「保護者に感謝する会」。
新型コロナの影響で卒業式を簡素化せざるを得なかった中、何かできることはないかと始まった催しです。
【卒業生】
「私たちは、きょう卒業証書をいただきました。それもこれまで支えて下さった家族の皆さんのおかげです。ありがとうございました」
声を合わせて感謝を述べたあとは、保護者の元へかけ寄り、手紙を手渡しました。
【卒業生】
「お母さん・お父さん、僕を生んでくれてありがとう。僕はお母さんとお父さんの元に生まれてよかったよ」
中には涙ながらに手紙を読み上げる卒業生も。
【保護者】
「ありがとうとか普段はあまり言ってくれないので、伝えてもらい胸がいっぱいになった」
【保護者】
「つい最近、桜の木の下で入学したのに、もうこんなに大きくなったかと」
卒業の日は親子の絆を確かめ合う日でもあったようです。6年間の思い出に支えられ、新たなステージに向かう卒業生。
【卒業生】
「(思い出は)運動会。赤組のリーダーとして優勝できてうれしかったから」
【卒業生】
「自然教室では初めて家に帰らずに泊まってきたので、友達と夜を過ごしたことがとても楽しかった」
【卒業生】
「色んな人に頼られるかっこいい中学生になりたい」
【卒業生】
「部活と勉強を両立することを頑張りたい」
【卒業生】
「将来は薬をつくる仕事に就きたい思っていて、勉強も中学でしっかり身につけていきたい」
それぞれの夢を胸に、大きな一歩を踏み出す春です。最終更新日:Fri, 22 Mar 2024 18:49:27 +0900