「もう何を話していいか…」 横田早紀江さん 北朝鮮での生活長引く娘へ不安も「変わっちゃったかなと」

3月21日、東京で開かれた横田早紀江さんを囲む祈りの会。
3月21日、東京で開かれた横田早紀江さんを囲む祈りの会。

【横田早紀江さん】
「本当にお話と言っても、もう何を話していいのかわからないような状態ですが」

拉致被害者の救出を祈り、毎月開かれてきたこの会は今回で230回目、そして中学生のときに拉致されためぐみさんは59歳に。

北朝鮮での生活が長引く中、母・早紀江さんの脳裏には様々な不安がよぎると言います。

【横田早紀江さん】
「あんなに明るく元気な自由な感じの女の子だったのになと思うとかわいそうで、どんなふうに変わっちゃったかなと、帰ってきても大丈夫なのかなと思うぐらいに心配になって、この頃は。色んなことを考えると、こちらも年をとっているので、本当に気持ちが鬱っぽくなって」

娘を奪われてから流れるあまりにも長すぎる時間…政府には北朝鮮の最近の動向を拉致問題の解決へとつなげる一刻も早い行動が求められています。最終更新日:Fri, 22 Mar 2024 19:12:52 +0900