柏崎市のハウスの中で栽培されていたのは、大きくて太いアスパラガス。
【JAえちご中越 アスパラガス生産部会 押見雄一部会長】
「ひと冬寝て土の中で熟成したやつが糖度十分な甘さ。数日前に測ったが12~13度の糖度があるので去年並みによく出来ているかと思う」
今年は3月に続いた低温の影響で、去年に比べ10日ほど遅い収穫になったが、例年通り甘く仕上がったといいます。美味しいアスパラガスを育てるためには農家の工夫が…
【山中麻央アナウンサー】
「地面に刺さっている温度計を見てみると12度。地中の温度を12~20度に保つと順調に育つそう。地中の温度管理が重要になってくる」
さらに、農業用ハウスで雨をさけて栽培することも重要なんだとか。
【JAえちご中越 アスパラガス生産部会 押見雄一部会長】
「雨よけ栽培を実施してから病気が出ることなく、秋まで十分に黄色い色を保ち、十分な栄養を蓄えている」
工夫を重ねて育てたアスパラガス。農家は素材の味を楽しんでほしいと話します。
【JAえちご中越 アスパラガス生産部会 押見雄一部会長】
「ゆでただけでマヨネーズもかけないし、塩もバターも全然つけない。ゆでたままでそのままで食べると非常に糖度が乗ってアスパラそのものの味もして、非常においしくいただける。」
春に収穫する甘みの強いアスパラガスだからこそ、ゆでるだけの食べ方がおすすめだといいます。
【JAえちご中越 アスパラガス生産部会 押見雄一部会長】
「春は甘くておいしい。十分に春のアスパラを味わっていただきたいと思う」
春採れのアスパラガスは4月中旬ごろに出荷のピークを迎え、5月の上旬ごろまで楽しめます。最終更新日:Wed, 27 Mar 2024 19:02:12 +0900