3月27日夜、柏崎市で開かれた柏崎刈羽原発再稼働に関する地域懇談会。
【柏崎市 桜井雅浩 市長】
「柏崎市にとっても、新潟県にとっても、世界にとっても、原子力発電所の再稼働には意義があるというのが私の考え方」
この懇談会は、柏崎刈羽原発の再稼働に関する市の考えを説明し、市民からの意見などを募るために企画されたもので、この日は44人の市民が参加しました。
市民から国道8号バイパスの早期全線供用開始など、避難道路にかかる国への5つの要望に対する国の対応状況を問われた桜井市長は…
【柏崎市 桜井雅浩 市長】
「満額回答に近いお答えはいただけるであろうと期待しているし、確信をしている」
また、この避難道路の整備をめぐり、再稼働の時期を問う声も上がりました。
【柏崎市民】
「予算付けができればいいというふうにお考えですか?私は予算が付いて、道路ができて『さて、逃げられますよ』という準備ができて、初めて再稼働じゃないかと思いますが、その辺いかがでしょうか」
【柏崎市 桜井雅浩 市長】
「歩きながら、走りながら、そして、その速度を上げながら道路整備、一刻も早い整備を促していくのが私の仕事だろうと思う」
参加した市民は…
【柏崎市民】
「安心できるような話が聞けたので、きょうはよかった」
【柏崎市民】
「反対している人の意見というのは、どの程度、反映されているのかなというのがある」
この懇談会は4月6日まで柏崎市内の各地区で開かれます。最終更新日:Thu, 28 Mar 2024 18:37:24 +0900