新潟市南区の農業体験施設アグリパークでは、これまでいずれもメスで6歳の「わたあめ」と2歳の「くう」の2匹が飼育されていました。
そこに新たに仲間に加わったのが、まだ黒い毛に覆われた4匹の赤ちゃんヒツジです。
3月28日に放牧中だった「くう」がオスとメスを出産。さらにその2日後「わたあめ」がメス2匹を産みました。
【新潟市アグリパーク 飯田顕子さん】
「産まれてまもなく自分で立ち上がろうとして、すぐに母親のほうも自分の子どもに近づいて匂いをかいで自分の子どもだと確認する姿があった」
4匹は赤ちゃんヒツジ同士でじゃれあったり、お母さんのお乳を飲んだり、すみっこで丸まって寝たりと、かわいらしい表情を見せています。
【訪れた人】
「みんなで昼寝しているところがめちゃくちゃかわいい。まとまって丸まっていて、かわいかった」
また、この日は訪れた人が特別に赤ちゃんヒツジを抱っこさせてもらう場面も!
【訪れた子ども】
「たぶん3kgくらい。いや、でも重すぎるかな。それは」
【新潟市アグリパーク 飯田顕子さん】
「だいたい5kgはあります」
【訪れた子ども】
「え、5kgなの!?かわいい~」
【訪れた子ども】
「大人のヒツジよりもふわふわしていた。白い毛がないほうがふわふわしているのかも」
まだ名前のない4匹ですが、訪れていた子どもにどんな名前をつけたいか聞いてみると…
【訪れた子ども】
「丸まっているから“まる”とか」
【訪れた子ども】
「女の子らしく、男の子らしく…(例えば?)まるこ」
赤ちゃんヒツジは順調に育っていて、近いうちに放牧したり、ふれあったりできるようになるということです。
【新潟市アグリパーク 飯田顕子さん】
「成長が早いので、また元気に飛び跳ねる姿も日中見られると思う。ぜひ見に来ていただきたいと思います」
一方、まん丸の可愛らしい瞳でカメラを見つめるのは、ゴマフアザラシの赤ちゃんです。
上越市立水族博物館うみがたりでは3月24日に11.6kgの元気なゴマフアザラシの赤ちゃんが誕生。現在はバックヤードで母親の「ナノハ」と共に生活しています。
ナノハが母乳を飲ませようと、一生懸命、前足にあたる前肢を動かし、赤ちゃんを母乳の近くへと促しますが…ナノハと遊びたい赤ちゃんは母乳を飲もうとせず、遊んでいるようにも見えます。
それでもお腹が空けばたくさん母乳を飲み、順調に成長しているゴマフアザラシの赤ちゃん。
名前はまだ決まっておらず、成長し環境に慣れれば一般公開されるということです。最終更新日:Tue, 02 Apr 2024 18:58:21 +0900