4月4日、報道向けに整備状況が公開されたのは、2014年から定期便が運休している佐渡空港です。
佐渡空港をめぐっては格安航空会社「トキエア」が新潟空港や首都圏と結ぶ定期便の就航を目指していて、県は2022年度から今年度までに合わせて約6億円の費用をかけ、受け入れ環境の整備を行っています。
「もや・霧・黄砂とか、そういう種類を判別して大気の透明度を観測するというもの」
この日は新たに設置された気象観測設備や化学消防車など安全面における整備が紹介されたほか、増設された空港ターミナルの待合ロビーや誘導路の拡幅状況も公開。
今後、残された工事や備品の設置などが行われ、今年夏頃に整備が完了する見込みです。
【佐渡地域振興局 澁谷有子 局長】
「島民の方だけではなくて、世界遺産登録も期待されている。これを機に佐渡へ訪れる方の玄関口として大変大きな役割を果たすものだと思っているので、しっかりと準備を進めていきたい」
トキエアは今年中の佐渡線の就航を目指しています。最終更新日:Thu, 04 Apr 2024 18:57:15 +0900