閉校決まっている看護専門学校 “最後の入学生”迎える「患者に寄り添う看護師に」【新潟・燕市】

新潟県燕市にある県立吉田病院附属看護専門学校で4月4日、入学式が行われました。
新潟県燕市にある県立吉田病院附属看護専門学校で4月4日、入学式が行われました。

【吉田病院附属看護専門学校 中村厚夫 学校長】
「吉田看護学校はあと2年で閉校となります。きょうが最後の入学式です」

1965年に開校した吉田病院附属看護専門学校。

1968年に准看護師を看護師に養成する現在の形になり、これまで1900人以上が卒業しています。

しかし、進学希望者が減ったことから来年度末に閉校することが決まっていて、この日は最後の新入生7人を迎えました。

【新入生代表】
「これまで学んだ知識をより深め、技術を磨き、豊かな人間性を備えた看護師になるため学業に精励することを誓います」

新入生は地域の医療を支える看護師を目指し、気持ちを新たにしていました。

【新入生】
「最後の募集ということだったので、これが最後のチャンスかなと思い、学校に入って学ぼうと思った」

【新入生】
「患者さんに寄り添った看護師になりたい」

新入生は来年2月から県立吉田病院で実習を行います。最終更新日:Thu, 04 Apr 2024 19:11:12 +0900