県警に梅谷守衆院議員を公職選挙法違反の疑いで刑事告発したのは、元糸魚川市議会議員の倉又稔さんです。
去年7月ごろから今年2月ごろまでの間に、梅谷衆院議員が上越市内の5つの団体に日本酒や現金を寄付していたことが確認されたとする倉又さん。
今年1月に撮影された映像には梅谷議員が日本酒を手渡す様子が映されていました。
これが公職選挙法で禁止されている選挙区内での寄付にあたるとして、倉又さんは4月9日、新潟地検と県警に代理人弁護士を通じて告発状を提出したということです。
【倉又稔さん】
「梅谷議員は会合の対価であった軽率だった認識不足だったなどと繰り返すだけで、説明責任を果たそうとしていません」
国会では自民党を追及する一方、自らの問題に口を閉ざす梅谷議員に憤り、全容解明を求めて個人として告発したと話す倉又さんですが…
【倉又稔さん】
「私は今も自民党員です」
Q.高鳥さんの選挙などには関わってはいない?
「選挙になると、糸魚川のほうに来るとやっぱり応援します」
会見後、倉又さんは報道陣に対して、「会見までの段取りは高鳥修一議員の事務所関係者にお願いした」と話しています。
様々な思惑が見え隠れする今回の告発。ただ、梅谷議員が説明責任を果たしていないことは事実であり、疑惑はますます濃くなっています。最終更新日:Tue, 09 Apr 2024 19:01:02 +0900