投資額は最大700億円!新潟・妙高高原“リゾート開発”の展望 自然生かし「マウンテンリゾートに」

新潟県妙高市や長野県でリゾート開発を進める海外の不動産投資ファンドの代表が講演しました。妙高地域では最大700億円の投資額となる見込みの開発、その展望とは…
新潟県妙高市や長野県でリゾート開発を進める海外の不動産投資ファンドの代表が講演しました。妙高地域では最大700億円の投資額となる見込みの開発、その展望とは…

5月9日、長野県で講演した不動産投資ファンドのケンチャン代表。

【ペイシャンスキャピタルグループ ケンチャン代表】
「スキー場開発ではなくて、“マウンテンリゾート”開発といったふうなことに挑んでいこうかなと思っている」

語ったのは妙高市を含む信越地域のリゾート開発についてです。

この会社は妙高高原や長野県の斑尾高原地域でのリゾート開発を進めていて、去年11月には妙高市の杉ノ原スキー場を買収。

これまでに約350ヘクタールの用地を取得し、第一段階となる妙高地域の開発の投資額は最大700億円となる見込みです。

【ペイシャンスキャピタルグループ ケンチャン代表】
「四季にある素晴らしい自然をどうやって表現・開発のほうにつないで、お客さんに利用していけないのかなというところで…」

冬のスキー需要だけでなく、グリーンシーズンなども生かした開発や、地元の食を生かしたコンテンツを考えたいと話したチャン代表。

さらに地元と連携し、観光客や移住者の受け入れ体制を構築するほか、新たな決済システムの開発などスマートシティ化にも取り組みたい考えです。

【ペイシャンスキャピタルグループ ケンチャン代表】
「我々がつくるリゾートの1つの街の中で完結することだけではなくて、例えば妙高市でやるとしたら、妙高市と決済システムをどうやって拡散できるか。もともといらっしゃる住民の方々と力合わせをして開発してやっていくことが大事なのかなと思っている」

妙高市の城戸陽二市長は…

【妙高市 城戸陽二 市長】
「これまでこちらの地域にこられなかった方をよんでいただけるようなコンテンツ。スノーだけでなく、グリーンシーズンへの期待というのが一番大きくある」

妙高地域での開発は2028年10月ごろの完了を目指します。最終更新日:Fri, 10 May 2024 18:53:52 +0900