2万4000人を越える観客がスタジアムに集まる中、J1リーグで18年間勝つことのできていない難敵・浦和レッズをホームで迎え撃ったアルビ。
4試合ぶりの勝利へのカギとなる先制点を狙うも、最終ラインが前掛かりになっていたところをスルーパスから抜け出した浦和のチアゴサンタナにゴールを決められ、またしても相手に先制を許してしまいます。
早い時間の失点を取り戻すべく、両サイドのクロスから小野や今季ホーム戦初スタメンの長倉が果敢に得点を狙いますが、相手のゴールネットを揺らすことができません。
後半もアルビが1点を追う中、ここまで攻撃の起点となっていた長谷川がケガで交代。
浦和に主導権を握られ、巧みなビルドアップから立て続けに2点を奪われ3-0とされます。
このままでは終われないアルビ…すると後半30分でした。
長倉のクロスのこぼれ球をゴール前に詰めていた太田が冷静に流し込み1点を返すと、さらに後半42分、舞行龍のクロスをペナルティーエリア中央で長倉が頭で合わせ3-2に。
1点差に迫る中、アディショナルタイムの表示は11分。追いつき逆転するには十分な時間でしたが、最後の最後に相手にペナルティーキックを献上してしまいます。これを決められ、今シーズン最多の4失点目。
反撃及ばず4-2で浦和に敗れたアルビ。リーグ戦4試合勝ちなし、今シーズン2度目の連敗を喫しました。
【長倉幹樹 選手】
「1点差まで追いつくゴールだったので同点・逆転まで行きたかったが、負けてしまったので悔しい」
【太田修介 選手】
「次もホームなので絶対に勝って、この悪い流れというのを断ち切りたいなというふうに思っている」
アルビは16位に後退し、J2に自動降格する下位3チームが迫ってきています。
次節は5月15日、ホームで横浜F・マリノスとの対戦です。最終更新日:Mon, 13 May 2024 18:36:56 +0900