“ボタンの寺”としても知られる佐渡市畑野地区の長谷寺。
境内には約30品種1000株のボタンがあります。今年は、例年よりも1週間以上開花が早く、今は黄色や白のボタンが見頃を迎えています。
この日は小雨の降る中、多くの観光客が訪れていました。
【東京からの観光客】
「いい島でよかった」
【長谷寺 富田宝元 住職】
「私の所も花の関係で世界遺産(への期待)を含めて、去年よりも(観光客は)間違いなく増えている」
世界遺産登録への期待が高まる佐渡金山周辺でも花々が見る人の目を楽しませています。
相川地区の道遊の割戸が臨める場所に咲くのはツツジ。史跡に華やかな色を添えています。
真野地区の西三川砂金山の近くにはフジ。焦げ茶色の岩肌が見える虎丸山との共演もここだけの光景です。
【地元の人】
「いま季節的にいいんじゃないかな」
一方、海岸沿いに目をやると、七浦海岸ではハマナスが。真野湾沿いではトビシマカンゾウがひときわ明るい色彩を放っていました。
世界遺産登録によって“花の島”としての佐渡の魅力が広まることも期待されます。最終更新日:Tue, 14 May 2024 18:31:07 +0900