28日朝、新潟市東区の住宅街の一角に現れた棒を持った男性たち。棒で草むらをつつき、何かを探しているようです。
【近くに住む人】
「近所の民生委員の人が来て『マムシがいたみたいだから気をつけなさい』と言われた。ちょっと怖い」
【記者リポート】
「こちらでは雨が降る中、新潟市の職員によってマムシ1匹の捜索活動が行われています」
捜索していたのは体長40cmほどのマムシ！新潟市東区に住む50代の男性が27日、小千谷市で捕獲したマムシ1匹が逃げ出したというのです。
危害を加えたり脅かしたりしなければ襲ってくることはないと言われるマムシですが、市の職員の懸命の捜索の結果、午前11時前に住宅の脇に落ちていた雨どいの下に隠れているところを発見。無事に捕獲されました。
【記者リポート】
「こちらが捕獲されたマムシです。今も生きてはいますが、小さく丸まって動きません」
そもそも、なぜ男性はマムシを持ち帰ったのでしょうか…その理由は“マムシ酒”でした。
男性は小千谷市でマムシ2匹を捕獲。初めてマムシ酒をつくろうと自宅に持ち帰り、屋外でペットボトルに入れようとしたところ、マムシ1匹が男性を噛み、そのまま逃げてしまったということです。
噛まれた男性は命に別条はありませんが、3日間の入院が必要に。
新潟市は万が一マムシを見つけた場合は、絶対に近づいたり触ったりしないよう呼びかけています。最終更新日:Tue, 28 May 2024 18:34:14 +0900
