能登半島地震で課題浮き彫りに…“情報共有体制の強化”へ地震災害対応訓練【新潟市】

6月11日、新潟市消防局で行われたのは、下越沖を震源とする最大震度7の地震が発生し、上・中・下越に津波警報が発表されたことを想定した対応訓練です。
6月11日、新潟市消防局で行われたのは、下越沖を震源とする最大震度7の地震が発生し、上・中・下越に津波警報が発表されたことを想定した対応訓練です。

【訓練】
「県庁より自衛隊の派遣要請の情報がありました。新潟市・新発田市・聖籠町以上、3市町に対し、自衛隊の派遣を要請したという情報が入りました」

全体で約400人が参加した訓練は“情報共有体制の強化”が大きなテーマに。

元日の能登半島地震では、発生からわずか3時間で約200件もの通報があった一方、各部署間で情報を共有する体制が整っておらず、課題が浮き彫りになったといいます。

このため、訓練では各地の被害情報の集約、そして情報の共有に関する流れを確認していきました。

【新潟市消防局 小林雅博 次長】
「いつ、何時、大きな災害が発生するかわからないので、新潟市消防局・消防団含めて災害に備えたい」最終更新日:Tue, 11 Jun 2024 19:31:17 +0900