12日午前8時半すぎ、新発田市内にある岳岡山を1人で登山していた60代男性が体長約70cmのクマに襲われ、顔面や両腕に裂創のケガをしました。男性は自ら「登山中に山でクマに襲われた」と消防に通報し、救急搬送されましたが、命に別条はありません。
警察によりますと、男性が襲われた山は登山ルートがない山で、薮をかき分けて行くような場所だったということです。
県内では、5月31日にも阿賀町で50代男性がクマに襲われ、ケガをしていて、県はクマ出没警戒注意報を出し、注意を呼びかけていました。
【県の注意呼びかけ】
〇入山時は、ラジオや鈴などの音の鳴るものを携行し、単独行動は避けましょう。
〇クマの活動が活発な早朝や夕方の入山は避けましょう。
〇クマの餌となる生ゴミや不要となった果実や農作物等は適切に処分しましょう。
〇子グマを見かけても、決して近づかないでください。近くには母グマがいると考えられ、大変危険です。
〇集落周辺や河川敷などのクマが隠れそうな藪は刈り払いましょう。最終更新日:Wed, 12 Jun 2024 15:49:34 +0900