21日、新潟市で開かれた夏の高校野球・新潟大会の組み合わせ抽選会。今年は78校67チームが甲子園への切符をかけて戦います。
【新潟野球ドットコム 岡田浩人 代表】
「大きく言うと、春に優勝した帝京長岡。それから去年秋に優勝した日本文理。この2校が優勝争いの中心になることは間違いないと思う」
こう話すのは、県内の野球を専門に取材している新潟野球ドットコムの岡田浩人代表です。組み合わせ結果を踏まえ、各ブロックの注目校を聞きました。
《Aブロック》
まずは、去年に続き春の大会を2連覇した帝京長岡が第1シードのブロックです。
【新潟野球ドットコム 岡田浩人 代表】
「エースで4番の茨木佑太投手が中心となって投打に非常に総合力が高いチーム。今大会の優勝候補の筆頭と言えると思う」
夏2連覇を目指す東京学館新潟は第5シードから上位を狙います。
《Bブロック》
去年の秋、今年の春2季連続でベスト4入りした開志学園が第4シード。第5シードは上越で、新発田南や新潟などの公立校が多く入りました。
【新潟野球ドットコム 岡田浩人 代表】
「新発田南高校、毎年総合力が高いチームをつくってくる新潟高校。こういった公立の強いチームもいるブロックなので目が離せない」
《Cブロック》
去年、秋の大会を制した日本文理が第2シード。最速140キロを超える右腕2人を要する守備力のあるチームです。
【新潟野球ドットコム 岡田浩人 代表】
「バッティングもキャプテンの野口選手を中心に上位から下位までムラのない打線ということで、日本文理は2年ぶりの夏の甲子園を目指す布陣となっている」
公立で唯一、2季連続ベスト8に入った第5シードの六日町と新潟産大附属は好カードに。ノーシードの新潟明訓もこのブロックに入りました。
《Dブロック》
関根学園が第3シードのブロック。
【新潟野球ドットコム 岡田浩人 代表】
「関根学園は例年、打力のチームを作ってくるが、今年は投手陣もまとまっている。投打ともに総合力のあるチームと言えると思う」
第5シードにはエース・真保擁する加茂暁星が。そのほか、18歳以下日本代表候補のエース高橋率いる中越にも注目です。
【新潟野球ドットコム 岡田浩人 代表】
「球児の一挙手一投足、高校3年生の最後の夏にかける意気込みなどを球場でじかに感じてほしい」
開会式での選手宣誓は長岡工業の竹部匠眞キャプテンに決まりました。
夏の高校野球新潟大会は7月5日に開幕します。最終更新日:Fri, 21 Jun 2024 18:55:54 +0900