新潟市中央区で13年前にオープンし、去年移転した「かなで食堂」。
【かなで食堂 中野あい子 店長】
「心と体が喜ぶご飯というふうに思っていて、家族に食べさせたくないものは一切使わない」
こう話す中野あい子店長は料理が好きで、小学生の頃から毎日のように家族の夕食を作っていたといいます。
大人になり料理関係の仕事を始めますが、自分が食べたいと感じる料理を提供したいという思いが強くなり、結婚・出産を経て念願だった「かなで食堂」をオープンさせました。
【かなで食堂 中野あい子 店長】
「材料は良いものしか使っていないので、本当に技術よりも素材の味が全て良い」
その、良い材料というのが…
【真保恵理アナウンサー】
「きょうは何を持ってきてくださったんですか?」
【中野店長の父・竹石三一郎さん】
「きょうは何って、野菜ですよ」
【真保恵理アナウンサー】
「誰が作られたんですか?」
【中野店長の父・竹石三一郎さん】
「俺です」
店では中野店長の父・竹石三一郎さんが育てた野菜を使用。この日もダイコンやレタスなど10種類以上の新鮮な野菜が届きました。
お店で使い切れない野菜は近くの系列店で販売しています。
【真保恵理アナウンサー】
「思っていた量よりはるかに多いですね」
【かなで食堂 中野あい子 店長】
「そうなんです。これを下処理から始めて…とにかく野菜を使う。(父の野菜を料理する)それだけが楽しい」
届いたばかりの野菜をふんだんに使った日替わり定食。この日のメイン料理は「さわらのフライ和風タルタル」です。
【真保恵理アナウンサー】
「タルタルソースに醤油麹を使っているのでコクがあり、卵のおいしさをしっかり感じられます」
日替わり定食には3つの小鉢やサラダ豆乳味噌スープが付いています。
【真保恵理アナウンサー】
「自分ではなかなかこれだけの野菜を使った料理を作るのは難しいので、一食でたくさんの種類の野菜をいただけること、心と体が喜んでいます」
【かなで食堂 中野あい子 店長】
「ずっと続けたい。みんなのお家みたいな感じで、おかえりなさいというふうな落ち着く場所にしたい」
食材にこだわり心も体も満たされる食堂です。最終更新日:Wed, 26 Jun 2024 19:32:51 +0900